トシちゃんの話を聞いて朝から涙してしまった話
35th Anniversary All Singles Best 1980-2014
- アーティスト: 田原俊彦
- 出版社/メーカー: フォーミュラレコーディング
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: CD
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あさイチ!でトシちゃんこと【田原俊彦さん】を見ました。
たのきん世代ど真ん中です。
圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
ほんと脱力してて色っぽいし、お茶目なNINJIN娘なんかも、もはや当時よりキュート♥
正直トシちゃんが今、ここまでの歌唱力とダンススキルを維持されているとは思いませんでした。(ファンの方ごめんなさい!)
当時は、離れない、離さない〜♫
と「せつせつと「順子」を唄う、筋肉マッチョになる前の長渕剛にハマっていて、たのきんトリオは人並みにたしなむ程度、という中学生だったので、
ファンの方はご存知だったのかもしれませんが、トシちゃんのキャラクターを誤認識していたことについてお伝えしますね。
まずデビューのきっかけが、女手一つで3人の子供を必死に育てているお母さんを楽にさせてあげたかったということ。
本当に申し訳ないですが、当時の彼にそんな気配は全く感じませんでした。
山梨から友達を頼って、ジャニーズ事務所に直談判してジャニーさんを紹介もらい事務所入所が決まったそうです。
それを聞いた大吉さんの、
「一発合格だったんですね」という言葉に
「当たり前〜」と軽く言ってたのは、かつてのビッグマウスではないのがわかりました。
「苦労をかけているお母さんのために本当に事務所に入りたい、アイドルになりたいと思っていたから」だよね、
という言葉を画面を見ながら一人で付け足している自分がいました。
当時は私も良い印象は持っていなかった、その後のお子さん出産時のビッグマウス発言も、
今聞くと、現在のマスコミの問題に他ならなかったようですね。
固まった収入ができた時に、ポルシェを買う前にまずお墓を立てた、と言っていたのも印象的でした。
物事には順番がある…と。
あ〜大人だわ。。
同世代なので、皆これくらいの言い回しはできるのかもしれませんが、少なくとも私はできません。
キメキメの衣装で終始落ち着いて話すトシちゃんの姿は、私の人に対する色眼鏡までもごっそり外してくれました。
人は、周りの事象にいろんな感想を持ちます。
そして、その自分の心の中に起きた現象を事実のように感じて判断し批評をします。
他人だから当たり前ではあるし、私もあ〜こんな面もあったんだ、と気づくことはありましたが、
同世代を生きてきたアイドルが、これだけ生々しく、真面目に生き続けてきたことを語るのを聞いて、
私自身、周りの人の心にそれなりに寄り添ったり、思いをはせていると思ってることが、なぜかとても無力である気がしました。
番組最後に、くす玉が割れました
「祝デビュー40周年!」
彼の40年は、私が自身が生きてきた40年の重みと一緒なんだ、という本当に当たり前のことを感じて、なぜか朝から涙が
出た…という話でした。