NHKのど自慢チャンピオン大会を見て「歌」とは何かが少し分かった
こんなのあるんですね(笑)
毎週録画するほどNHKの「のど自慢」が大好きです。
寅さんがイケメンだと思い「男がつらいよ」が大好きなのですが、この2つには何か関係がある気がしてます。
余談はさておき‥
歌がうまい、下手については、いろいろな要素が考えられますが、
①音程の正確さ
②リズム感
③表現力
④声の美しさ
⑤音域の広さ
⑥声量
などが一定以上でバランスが取れていれば、上手いと感じるのではないでしょうか。
ビジュアル目当てのアイドルを除くとして、
プロの歌手は、たぶんみんな「上手い」でいいですよね。
お金を払って歌を聞くのに下手だけど‥はないと思います。
MISIAは上手い
氷川きよしは上手い
中島みゆきは上手い
美空ひばりは上手い
野田洋次郎は上手い
(何か無理して新旧織り交ぜた感がありますが‥)
カラオケの点数で勝ち負けを決める番組があります。
ここではどうでしょう。
番組としては、スポーツのように勝ちたがっている競技者の頑張りと勝ち負けの結果を楽しんでいると思うので、視聴率も高く成功していると思いますが
出場者の歌唱を上手いな〜と感心することはあっても、
貴重なお金と時間を使って、その人の歌を聴きに行く人は、多くはいない気がします。
毎週放送されるのど自慢では、鐘が高らかに鳴る
「合格」があります。
週によって合格基準が違う気がして、こだわらないことにしているのですが、合格されている方は皆さん、①〜⑥は満たされていますね。
チャンピオン大会もここ最近は毎年見ていますが、今年は、長年もやもやしていた
「プロになれるほど上手い」
と感じるはのはどういう歌なのかということが、はっきりわかりました。
チャンピオン大会では、出場者の皆さんが歌う前に、その方のお仕事やご家族や生活の様子が映像で紹介されます。
毎週の放送でも、軽く口頭で紹介されるだけです。
今回のチャンピオン大会でも映像て放送されましたが、皆さんの紹介の映像だけで胸が熱くなり応援したくなりました。
本当に真面目に人生を送っておられるのがよくわかります。
そして歌‥
皆さん始めに挙げた歌の上手いとい言われる条件①〜⑥は満たしてられます。
やはりそうでした。
本当に思いを伝えたいということが、どれほど歌に力を与えているか。
ご両親に感謝を伝えたい
歌が大好きで歌手を目指したい
病気の家族を励ましたい
そう言った思いを、自分が歌う「歌」で伝えたい‥
という「思い」のエネルギーが「プロ」と同じくらいなのが伝わってきたのです。
カラオケなどでは、「自分が上手い」というくらいのことを伝えたい、のが当たり前だと思うのです。
「プロ」の歌詞という言葉にの
せて思いを伝えたい、という圧倒的な
エネルギー
グランドチャンピオンは、理学療法士をしている男性、お婆さまを元気づけるためにあふれる笑顔で歌っておられました。
指田郁也さんの
「花になれ」というとても素敵な曲でした。
病院にいるおばあちゃんにも、伝わったと思います。